明八橋
熊本の「通潤橋(つうじゅんきょう)」や「霊台橋(れいたいきょう)」を造った明治の名石工(いしく)・橋本勘五郎(はしもとかんごろう)が、東京の「日本橋」や「江戸橋」、皇居の「二重橋」を架設したのち、帰郷して手がけた石橋のうちの一つ。明治8年(1875年)に架設されたので「明八橋」と呼ばれ、熊本市を流れる坪井川(つぼいがわ)に架かり、新町(しんまち)2丁目と西唐人町(にしとうじんまち)を結んでいます。上流には、その兄弟ともいえる、明治10年(1877年)に架設された「明十橋(めいじゅうばし)」があり、それぞれの橋の上からお互いの姿を眺めることができます。「明八橋」は昭和に架設された「新明八橋」に役目を譲り、現在は人と自転車のみが通行できるようになっています。平成に入り、桜の木を植えたり、レトロな街灯やベンチを設置するなど、公園として整備。夏の夕暮れには、川面を眺めうちわを手に夕涼みをする人も見られます。
所在地 | 〒860-0007 熊本市中央区新町2丁目 |
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お問合せ | (熊本市観光政策課) 電話番号: 096-328-2393 |
アクセス情報 | 市電「新町」下車、徒歩約2 分 |
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