熊本の人たちが“まち”と呼ぶ、熊本城界隈・中心市街地。加藤清正が築いた熊本城を中心に、アーケード街で形成された中心市街地が広がり、歴史や伝統と現代の感性が共存し、活気にあふれています。
歴史や文化体験、食からお土産まで熊本の魅力が凝縮！
熊本城のエントランスゾーン“桜の馬場地区”にある「桜の馬場 城彩苑（さくらのばば じょうさいえん）」は、地域の食文化や歴史、伝統を体感できる観光施設。施設内には観光案内所もあり、熊本の旅がより良く楽しいものになるようお手伝いしています。また、施設中央にある親水空間では、熊本城おもてなし武将隊によるパフォーマンスを開催。圧巻の演舞を間近で見たあとは写真撮影もできます。
熊本城の歴史的背景を深く掘り下げ、江戸時代の暮らしや、熊本城築城の秘密を体感することができます。築城から現代までの熊本城の姿を大迫力の映像で再現した「熊本城VR」や、熊本地震による石垣や瓦の崩壊、櫓の倒壊を詳細に再現したプロジェクションマッピングは必見！熊本城見学前の来館がおすすめです。
江戸時代の城下町を再現した小路に、県下選りすぐりのお店が軒を連ね、お土産や特産品、グルメなどを幅広く取り揃えています。毎年開催されるソフトクリームフェアには、正統派から熊本の特産品を使用したものまで、味の良さはもちろん、見た目でも楽しめるソフトクリームが勢揃い。
よみがえる熊本城 天守閣から望む熊本のいま
2016年の熊本地震で甚大な被害を受けた熊本城は、2021年に天守閣の復旧が完了し、全面リニューアルした展示と最上階からの眺めを楽しめるようになりました。展示では、熊本城の「天守」の歴史にクローズアップ。築城から西南戦争での焼失、昭和35年の天守再建、平成28年熊本地震での被災と復旧までを模型・映像などで分かりやすく解説しています。
また、南口から天守閣前広場へとつながる地上約6メートル・全長約350メートルの空中回廊（特別見学通路）は、被災状況と熊本城の復興への歩みをリアルタイムに感じることができます。
熊本城本丸に鎮座する「加藤神社」は、熊本の礎を築いた加藤清正公を祀る神社です。境内は熊本城を間近に望むビュースポット。熊本城を象徴する「武者返し」と呼ばれる石垣の上にそびえる天守閣や宇土櫓の姿は圧巻です。
住所:熊本市中央区本丸2-1
電話番号:096-352-7316
営業時間:8:00～17:00
市役所の最上階にある展望ロビー。熊本城の全景を眺めることができ、夜には、時間帯で変化するライトアップをお楽しみいただけます。
住所:熊本市中央区手取本町1番1号14階
電話番号:096-328-2111
営業時間:平日8:30～22:00、土日祝9:00~22:00
熊本初の洋菓子専門店の甘い誘惑
熊本人は甘いものが大好き!?熊本市内では、あちらこちらでケーキ屋さんを目にします。
SWiSSは、1962年に誕生した熊本で最初の洋菓子店で、熊本の人々から長く親しまれており、素材にこだわった熊本らしさあふれる絶品スイーツを味わえます。キラキラ光るグリーンの包み紙が特徴の「リキュールマロン」は、創業当時から作り続けられているお店の看板商品です。
老舗割烹でいただく郷土料理に舌鼓
熊本の旅で味わいたいのが、辛子蓮根、馬刺し、一文字ぐるぐるなどの様々な郷土料理。
創業70年以上の歴史を持つ「割烹 火の国」で提供される料理は、和食の命とも言える出汁にこだわり、素材を生かした繊細で上質な味わいのものばかり。
マー油と焦がしニンニクのハーモニー！
豚骨に鶏ガラなどをブレンドしたクセのないマイルドな味わいのスープに、中太ストレート麺がマッチする熊本ラーメン。一番の特徴は、ニンニクの使い方。チップ状の揚げニンニクやローストガーリック、マー油（ニンニクを揚げた油）がトッピングされています。
