武蔵塚公園
二刀流の剣豪・宮本武蔵(みやもとむさし)はその晩年を熊本で過ごし、熊本の千葉城(ちばじょう)にあった家で、62歳の生涯を閉じました。熊本時代は、肥後藩主細川忠利公(ほそかわただとしこう)の客分として招かれ、金峰山の霊巌洞(れいがんどう)という洞窟で「五輪書」を完成させ、茶や書画の道にあたるなど、剣と人生の集大成ともいえる時期を過ごしたといわれています。その死後も藩主を見守りたいという遺言から、参勤交代の行列が通る大津街道(おおづかいどう、現在の県道337号)沿いに墓が建てられ、そこが現在の武蔵塚公園となっています。宮本武蔵の墓所は熊本市にはほかに数ヶ所、また熊本県外の数ヶ所にも存在し、その偉人ぶりがうかがえます。園内には、ニ刀を携えて立つ武蔵のブロンズ像も置かれ、日本庭園や茶室などもある緑多い静かな公園となっています。
所在地 | 〒861-8006 熊本市北区龍田弓削1丁目1232 |
---|---|
お問合せ | (北区土木センター) 電話番号: 096-245-5050 |
利用可能時間 | 常時開放 |
駐車場 | 10台 無料 |
---|---|
アクセス情報 | バス 「武蔵塚公園」下車、徒歩約2分 JR豊肥本線 「武蔵塚駅」下車、徒歩14分 |
その他 | 茶室利用希望の場合は北部土木センターへ申し込み(前年度の10月から受付 料金1日7000円、8時30分~12時00分:2900円、12時00分~17時00分:4100円) |