日本三名城のひとつ熊本城は、2016年4月に起きた熊本地震で大きな被害を受けました。2019年には天守閣の再建を、
およそ20年をかけて城全体の再建を目指しています。今しか見られない熊本城の姿、その復元されていく様子を見にいらしてください!※取材日:2017年2月
START
熊本城に隣接する市役所14階には展望ロビーがあり、熊本城の全容を眺めることができます。石垣が大きく崩落し、1本の石組みだけで支えられている飯田丸五階櫓の復旧工事の様子も見ることができます。
熊本市役所14階
徒歩約1分
現存する城郭の塀の中で日本一の長さを誇る熊本城の長塀。熊本市役所から行幸坂まで続く坪井川沿いの遊歩道「長塀通り」から、長塀と馬具櫓の様子がご覧いただけます。
徒歩約1分
桜の馬場 城彩苑内「歴史文化体験施設『湧々座』」は、熊本や熊本城の歴史を学べる施設です。1階の「熊本今昔絵巻」では江戸時代の熊本城の姿を再現したコンピューターグラフィック映像を、2階の「ものがたり御殿」では、寸劇やガイド付きの熊本城のバーチャルリアリティ映像などを、毎日上演・上映しています。
歴史文化体験施設「湧々座」
地震前は、城彩苑から二の丸広場への通り道になっていた、未申櫓から元太鼓櫓に続く道。石垣が倒壊し今は通ることができません。その様子を見ながら、二の丸広場まで歩きます。
二の丸広場からは、西大手門、戌亥櫓。その向こうに宇土櫓と大・小天守閣を見ることができます。地震後の熊本城観光の中心となっている二の丸広場には、熊本城の様子を一目見ようと、毎日多くの人が訪れています。
徒歩約3分
熊本城本丸に鎮座する「加藤神社」は、熊本の礎を築いた加藤清正公を祀る神社。鳥居の手前からは宇土櫓を、境内からは大・小天守閣を間近に望むことができ、地震の被害にあってもなお堂々と構える熊本城の雄姿を一目見ようと、多くの人が足を運んでいます。
加藤神社
徒歩約5分
加藤神社から棒庵坂を下り、県立美術館別館方面に歩いて行くと、不開門や、東十八間櫓、北十八間櫓の様子を見ることができます。この道を下ると、長塀通りに戻って来ます。