夏休みになると「あ〜、小学生に戻りたい〜。長い夏休みほしいっ」なんて心のなかでつぶやいたこと、ありませんか。大人になってから、一度や二度、いやもっと、あるはずです。1カ月以上も続く休みがあれば、あそこにも行ける、あんなこともできる、うらやましい限りです! 夏休みの宿題、自由研究、小学生にも大変なこともあるかもしれませんが、せっかくの長い休みだから、思うぞんぶん冒険を楽しんでほしいものです。

そこで、熊本市観光ガイド「ジャーニージャーナル」からの提案です! 夏休みの期間限定のバス、電車乗り放題の夏休み子ども定期券「キッズパス」を使って、行きたいところを見つけて、バスや電車で行ってみるプチ冒険はどうでしょう。旅行、塾通い、クラブ活動、自由研究にも使えちゃう「キッズパス」について紹介します。

夏休み子ども定期券「キッズパス」って何?

その名の通り! 夏休みの期間だけ使える、夏休みの期間だったら買った日から毎日でも使えるとてもお得な、お得な期間限定の定期券です。

しかも!

熊本県内のバス、電車(熊本市電、熊本電鉄)で使えるのです。高速バスや、特急バス、空港リムジンバスなど、乗車できないバス、電車が一部ありますが、熊本県内のだいたいの路線で使えます。ちなみに、JR九州の路線は使えないのでご注意を!


キッズパスで乗車できる会社

産交バス(路線バス)、熊本電気鉄道(路線バス・電車)、熊本市交通局(市電)、熊本バス(路線バス)、熊本都市バス(路線バス)

夏休み子ども定期券「キッズパス」のチラシ
夏休み子ども定期券「キッズパス」のチラシ

キッズパスを利用できる人は?

キッズパスを使えるのは、小学生以下です。ちなみに、小学校に入っていない未就学児も購入できます。

熊本県内に住んでいる人はもちろん、県外に住んでいる人も、熊本県内の定期券「キッズパス」をつくることも使うこともできちゃいます。

だから、夏休み期間中、県外からおじいちゃん、おばあちゃんの家に泊まりにきていたり、長期の旅行で熊本に滞在している小学生も使えるのです。熊本県内の移動手段でバスや電車を使うなら、キッズパスを使うのもアリです。

いつからいつまで使える? いくらで買える?

キッズパスが使えるのは、その年の夏休みの期間のみです。2024年の場合は、7月19日金曜から9月1日日曜まで使えます。

価格は、なんと1,000円!

この価格で、夏休みの期間中バスや電車が乗り放題です。すごくないですか!?

どこで、どうやって買える?

キッズパスをつくるために、準備するのはたった2点です。


1)顔写真1枚

キッズパスは紙の定期券になるので、定期券に貼るための顔写真が必要です。スマホで撮影しても、プリントして持っていきましょう。サイズは、タテ3センチ、ヨコ2.5センチに顔がちゃんとおさまるように。6カ月以内に撮影したものを持っていきましょう。


2)年齢を確認できるもの

健康保険証や通学する小学校の名札など、本人の年齢が確認できるものを持ってきてください。小学校の名札の場合は、本人が来店しないと発券できませんのでご注意を。定期券を買うところからが、冒険のはじまりです。


この2点と、キッズパス発券のために必要な1,000円をしっかり持って各バス会社の窓口まで行きましょう。(※チラシ裏面に窓口の一覧があります)

申込書に必要事項を記入して、必要なものが揃っていれば、その場で発券できます。なので、その日からキッズパスが使えるのです!

発券場所で一番わかりやすいのは、サクラマチクマモトの2階にあるバス案内所の[定期券窓口]ですね。

>サクラマチクマモトのバス案内所はこちらです!

​​https://sakuramachi-kumamoto.jp/shop/bus_info

どうやって使うの?

キッズパスは、写真付きの名前を記載した紙の定期券です。バスや電車に乗る時は、必ず持っていきましょう。乗った時にキッズパスを持っていなかったら、運賃を払うことになります。ここも注意ポイントです。

さて、(忘れなければ!)キッズパスの使い方はとてもカンタンです。


1)バスに乗ったら、整理券を取りましょう

バスや電車の乗車口に整理券の発券機があります。整理券がない場合もありますが、その場合は整理券なしで大丈夫です。


2)バスを降りる時は、キッズパスを運転手に見せてください

バスに乗る時に取った整理券は、キッズパスを見せる時に運賃箱に入れましょう。

以上です。キッズパスをつくるのも、使うのも、カンタンです。

キッズパスのチラシの裏には、申込書がついています(↓)。事前に申込書を記入していくと、スムーズですね!

冒険の切符(定期券ですが)を手に入れたら、夏休み中使って、熊本のいろんな場所に出かけてみましょう。ぜったいに無くさずに、バスや電車に乗る時はいつもキッズパスを持ってでかけましょう!

同じテーマの記事

一覧に戻る