美しい自然と豊かな水に育まれた貴重な植物や野鳥が生息し、「水の都・熊本」のシンボル的存在の「江津湖」。周囲は、「水前寺江津湖公園」として遊歩道や湧水広場、子ども向けの遊具などが整備され、市民の憩いの場としても親しまれています。
Instagramの「#みんなの江津湖 」では、江津湖の美しい写真や動画を見ることができます。
そんな江津湖の魅力を紹介する「江津湖の楽しみ方」。今回は、自転車大好き! サイクリストライターが江津湖を自転車で走ってきました。江津湖と自転車……? と思われるかもしれませんが、江津湖の周りには自転車で走れるように道が整備されている場所があるんです。だいたい2kmほどの短いルートなので気軽に走行できますよ。
では、癒やしの自転車散策へ出発!
スタート地点は、上江津湖と下江津湖のちょうど真ん中あたり、東バイパス側駐車場から少し下って、第三湖東橋。駐車場も近いので、車に自転車をつんで遊びに行くのもおすすめです。
走り始めると、最初は自然たっぷりの木漏れ日ロード。森林浴で、あふれんばかりのマイナスイオンを感じることができます。大地と木々の香りを感じるために、ここで深呼吸するのもおすすめです。風が葉っぱを撫でる、さわさわとした音をBGMに軽快に進みます。
森を抜けると、右手に見える江津湖。先程もお伝えした通り、このあたりは上江津湖と下江津湖の間なので、まだ湖の幅は狭めです。それでも陽の光がキラキラと輝く湖面がきれいですね。ぐいぐいこぐよりも、ゆっくりペダリングするほうがおすすめです。(あっ、よそ見しながらだと危ないのでお気をつけて。)
ふと左手を見ると、、大きな丸い物体を発見!!
熊本に住んでらっしゃる方はご存知の通り、江津湖沿いには熊本市動植物園があります。今回自転車で散走している道は江津湖沿いでもあるんですが、熊本市動植物園沿いでもあるんです。動植物園には観覧車があるので、先ほどはそれが見えていたわけですね。観覧車をみると童心を思い出すのか、なんだかわくわくしてきます。幼い頃に家族みんなで乗った日、恋人と初めて乗った日…。
動植物園での懐かしい思い出に心踊らせながら走っていると、、右手の江津湖がどんどん大きくなっています。湖が広がる景色というのは気持ちいいものです。この風景をみていると、「熊本ってホントに水の都なんだなあ」と感じます。
さらに進むと、道路からゾウやキリンも見えます。もっと近くで見たい! 観覧車にも乗っちゃいたい! というあなたはぜひ熊本市動植物園にも行ってみてください。ONE PIECEのチョッパー像もありますよ。
2月下旬頃には、菜の花も咲き始めます。
というわけでゴール。あっという間の自転車散走。いかがでしたか?
ちなみにこのルートは歩いて通ることもできます。今回取材の道中、散歩をされていたりランニングをされていたり、思い思いの方法で楽しんでいる方を見かけました。
歩く速度、走る速度、自転車の速度、それぞれの速度で違った趣を感じられると思います。ぜひあなたなりの楽しみ方で江津湖を満喫してください。
自転車で散走する場合は、十分、歩行者やランナーには気をつけてくださいね。
■熊本市水前寺江津湖公園
住所:熊本市東区広木町935-1(水前寺江津湖公園管理事務所)
問い合わせ先:096-360-2620(水前寺江津湖公園サービスセンター)
江津湖が全国都市緑化くまもとフェアの会場に!
「水前寺江津湖公園」は、2022年3月19日(土)から5月22日(日)まで開催される、第38回 全国都市緑化くまもとフェア「くまもと 花と緑の博覧会 -THE GREEN VISION 未来への伝言-」のメイン会場になっています。こちらもぜひチェックしてみてください!
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